“お客様の満足追求”（CS'・・・カスタマーサティスファイ）はよく耳にするところでありますがそうではなく『真の』満足を追求することにこそ意義があると考えます。なぜなら、お客様の満足追求ではある種、お客様の想定可能な範囲を超えません。『真の』満足追求とは、例えばお客様が脱税の依頼をしてきたとします。これは受けられない相談であります。しかし、なぜその依頼者がそのような発想になるかを考えてみますと、少しでも手許にお金を残したい→幸せになりたい→家族親類を幸せにしたい・・・と考えるからでしょう。ならば合法的な他の方法・方向性をしぼり出して見出すことで、ほぼ同じ結果につながる状況があるとすれば、その依頼者はどう考えるのでしょうか。「できれば自分も脱法行為（犯罪）に手を染めたくない。でも仕方ない。」というところから「そんな話があるなら、まじめに取組んだ方が総合勘案すると結果的に色んな意味でトクだ」と考えるのではないでしょうか。本来のあるべき姿を見つめ、正しい方向へ導きながら幸せを共に追求していくことも、税理士の重要な仕事ではないでしょうか。
「FCブレイン」は正直者が馬鹿をみないためにはどうすればいいかを絶えず意識し仕事に取組んでいます。「正直者」＝「無知」「無策」ではありません。真面目にひたむきに努力してこその正直者であると考えます。ちゃんとやることがあほらしい世の中なら、次の未来を背負ってたつ子供たちに明日はありません。